『記帳代行の復権を予見! 会計ソフトオタクが認める最強の記帳代行ソフト』
「クラウド会計によってもたらされた自計化の衰退」
エクセライク会計を初めて使ったときに、税理士業界での記帳代行の復権を予見しました。世界はらせん状に進化するといわれています。数十年に一度元に戻るが、前回よりも確実に進化しているという意味です。
税理士業界でいうと、当初は顧問先企業が自社で手書き帳簿をつけることが当たり前でした。今でいう自計化です。そして会計専用のコンピューターが登場し税理士事務所で帳簿作成を代行するいわゆる記帳代行業務が主流になります。その後パソコンの時代になり顧問先で会計入力を行い巡回監査でそれをチェックする形で自計化が螺旋状の進化をします。そしてインターネット技術によるクラウド会計ソフトの誕生で自計化は盤石と思われました。
ところがクラウド会計により税理士業界のデフレ化が進み顧問料は低下し、企業、税理士事務所双方での人手不足、クラウド会計で顧問先が作成した帳簿のクオリティの低さが相まって、税理士業界に危機が訪れます。それなら一層のこと記帳代行のほうが良いのではという機運が高まりつつあります。
「エクセライク会計によってもたらされる進化した記帳代行の時代」
約25年前、私が税理士として独立した当時、記帳代行は当然ながら全て手入力でした。丸3年分の魚臭い発泡スチロールの箱に入った領収書を徹夜で入力したこともありました。
喩えるならドブさらいのような悲壮感のある仕事でした。
25年後の現在、銀行預金やクレジットカードのデータはフィンテックで仕訳データに変換され、レシート、領収書、紙ベースの通帳、手書きの出納帳ですらスキャンすれば短期間でcsv化されるようになりました。もはやドブさらいをする必要はなくなったのです。つまり一周して螺旋状に進化した記帳代行の時代がやってきたと考えています。
冷静に考えると自計化よりも記帳代行のほうが理にかなっています。顧問先企業にとっては面倒くさい仕事がなくなり人件費が削減できる可能性がある。税理士事務所側にすれば、決算作業や経営分析しやすい形にデータ化できる。顧問料の請求に正当性ができる。巡回監査業務がなくなり移動時間とコストを削減できる。withコロナで、Zoomなどを使って訪問しなくても顧問先とコミュニケーションをとることができるようになりました。要するに顧問先企業と税理士事務所がWIN WINの関係になることができるのです。
記帳代行業務における最後のハードルは、csv化されたデータをどのように会計ソフトデータに変換するかです。私は、ExcelのVBAが得意ですので、如月会計という仕訳日記帳や出納帳を、摘要から勘定科目に自動変換して弥生会計形式のデータにエクスポートするソフトを自作して使っていました。ところがエクセライク会計を見た瞬間、私が如月会計でやっていたことが超高度なレベルに昇華されていることに衝撃を受けました。そして仲間の税理士に呼びかけて伊藤先生のオンラインプレゼンを見てもらいました。多くの税理士がその方向性に共感を覚えて使い始めました。
当初は、通帳データのCSV化までは他のサービスを利用する必要がありましたが、現在ではエクセライク会計の中で、通帳、クレカ、レシートのデータ化ができるように進化しています。私は自他ともに認める会計ソフトオタクで様々な会計ソフトのアドバイザーも行ってきましたが、記帳代行用の会計ソフトではエクセライク会計がダントツだと断言します。
事務所名称 | 近藤学税理士事務所 有限会社koganemushi |
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URL | http://kondotax.jp/ |
代表者名 | 近藤 学先生 |
運営サービス | 資金繰り予報士®こがねむしクラブ |
近藤学税理士事務所所長・有限会社koganemushi 代表取締役 近藤学先生